carthago’s blog

気の向くままに興味のあることを書くつもりで始めたブログ。

Call of War 初心者が引っかかりやすい罠《改訂版》

早速CoWの攻略記事です。今回書くことはゲーム中の記述や機能をよく見れば自然と導き出せることながら、初心者がよく引っかかっている部分についてです。

(まだ私もそこまで経験豊富なわけではないです。対NPCは割と得意ですがまだ対人戦はよく分かってないです。)

※Call of Warは ver1.5のリリースが予定されており、戦略・戦術の一部が陳腐化する恐れが大いにあります!(なぜそんなタイミングで記事を書く)(いつリリースされるかは未定のようで、おそらく2020年中にはといった程度)

 

戦車突撃は弱い

場合によっては戦車を突撃させるのが最善の場合はありますが、何も考えずにユニットを突撃させる人は、NPCには勝てても慣れた人間プレイヤーにはまず勝てません。防御側と攻撃側では基本防御側に有利な戦闘判定ですし、突撃での直接交戦は無駄な犠牲です。その戦いには勝てても長期的にみて戦力の無駄遣いになります。

特に戦車など装甲系は都市で酷いペナルティーを被るので都市での直接戦闘は避けるようにしましょう。

 

 では、どのような戦い方がいいのかといいますと⋯

なるべく砲兵や自走砲といった遠距離火力で反撃を受けずに一方的に敵を削ることが重要です

敵に攻め込まれて早急な火消しが必要な場合などの緊急時以外は遠距離からの砲撃を攻撃のメインに据えるべきです。

 

基本的にNPC相手なら、殆ど敵に遠距離火力ユニットがいないため前衛として軽戦車中心の混成部隊を前に置いて敵の突撃を防ぎつつ、後ろから砲兵や自走砲でアウトレンジ攻撃するのが良いでしょう。

また、術爆 (戦術爆撃機)中心の空軍で敵を狩るのも、少ない犠牲で素早い拡張を可能とするため有力です。

※追記 最近はエリートAIと呼ばれる優秀なNPCが普通に入ってくるようになったらしく、NPCが砲兵や対空もよく生産・配備してきます。ですので従来のような一方的虐殺は少し難しくなりました。

 

人間相手の場合はかなり状況に左右されるので一概にはいえません。自分が相手より遠距離火力で勝るようならなるべく遠距離攻撃を、逆に遠距離火力で負けているが直接戦闘力で勝るようなら突撃して直接戦闘を強いる方がよいでしょう。

しかし、やはり基本は砲撃です。なるべく多くの遠距離火力を用意して敵に鉄の雨を降らせましょう。

なお、人間相手ならむやみに遠距離火力ユニットと直接戦闘ユニットを分割したりせず、大部隊をまとめて運用する方が安全です。相手と砲撃戦になったときダメージを直接と遠距離のユニットで分散させることで遠距離火力を保ちやすくなりますし、思わぬ攻撃を受けた時に一方的撃破を許す可能性を下げることができます。

 

序盤はユニット生産や侵攻より、生産力に投資すべし

たくさんユニットを揃えて自国の軍隊を強大化させたいですよね。ユニットをたくさん生産するためには資源の産出量を増やさなくてはなりませんが、敵の領土を侵略しても、非中核州扱いのため大して資源産出量は増えません。

 

最序盤は、自国中核州の資源産出州に資源産出量を増やす効果を持った建物を建てましょう。

その中でも一番効率がいいのはインフラです。これを建てないと砲兵や戦車といった主力陸軍ユニットが生産できないため、ユニット生産にも大事となってきます。最大レベル3で50%産出量を増やします。

次点で工場(工業用建物)を建てることですが、更地や損傷してレベル1未満になってしまった状態からレベル1を建てる際には資源を異常に大量消費するので、基本的にはすでにレベル1以上あるものをアップグレードするだけにしましょう。こちらも最大のレベル5では50%産出量を増やします。

後は海軍基地も資源産出を増やしますが、もちろん沿岸部にしか建設できず、前の2つより効率は悪いうえ、稼働させていると石油を消費します(一時的稼働停止すると石油を消費しなくなるが資源産出ボーナスも消える)。とはいえ大した石油消費量ではないので足りない資源を補うには有用です。中核州の石油産出地ならほぼ無条件でプラス収支ですね。最大のレベル3で30%産出量を増やします。

中核州の資源産出地は、最終的に全てインフラレベル3(+工場がある場合はレベル5)を目指したいところです。

 

また、最序盤での侵攻が良くないのは、遠距離火力を投射できる戦力が揃っていないため必然的に直接戦闘することになってしまうのと、相手の都市を落としてもそこにあった工場がダメージを受けてしまい、修理代が高くつくからというのが主な理由です。

民兵以外の全てのユニットは生産に工場を要求するため、工場数は増やしておきたいのですが、最初はほとんどの工場がレベル1のため損傷すると工場が更地になるかレベル1未満の状態になってしまうのです。こうなると修復や建て直しに非常にコストがかかるためもう復旧は望めず、その工場はほぼ放棄することになってしまいます。

開始から数日以上経ってからの侵攻ならば敵国の工場レベルが上がってくるため、損傷してもレベル1以上のすぐに使える状態で残る場合が多いです。大体ゲーム中の3〜4日目以降に侵攻開始するのが良いとされています。

 

ユニットを最初からガンガン生産すると資源増加系の建物を建てるのになかなか資源が回せない場合もあるでしょうし、ユニットには維持費がかかるため早い段階で無理に軍拡すると生産力をスムーズに向上させることができなくなります。

これがひいては戦力強化の停滞に繋がってしまうでしょう。

もちろん最低限自国防衛に必要なだけの戦力は揃えなくてはいけませんが、1国を相手にするだけなら序盤の攻勢は凌げる程度の戦力は大抵最初からあります。

 

資源産出量は最終的に戦力をいくら揃えられるかに直結してくるので、まずは生産力を増やすことに全力を傾注するべきなのです。

ただ砲兵がいないと遠距離から一方的に撃たれる可能性がありますし比較的安価なユニットなので最初の方から生産をしておくことをオススメします。

上手くやりくりしながら生産力の向上と戦力の強化を同時に進めていきましょう。

 

 

 

 

③空軍・海軍に対する防護を怠るな

NPCに対しては比較的警戒する必要は薄いですが、中盤以降の特に熟練した人間プレイヤーはこれらあまり初心者が使いこなせていない兵種をよく用いてきます。対策をしていないとボコボコにされまくるでしょう。

 

空軍で脅威なのは戦術爆撃機(術爆)です。特に対空部隊と連携していない装甲系ユニットに刺さりまくります。対策としてはユニットを対空ユニットと一緒に行動させたり戦闘機(迎撃機)に付近を哨戒させたりするのがいいでしょう。敵空軍が強力ならば両方併用したりもします。

敵が空港レベル2を作ったら術爆を生産する可能性が高いので注意しましょう。新聞でみて術爆による戦果が大きい国は特に大きな空軍を持っている可能性が高くぶつかる可能性があるなら対策が必須です。

 

後半は核兵器も脅威ですがこちらは防ぎにくいのでこっちからもやるしかないでしょう(そもそも核兵器を生産されないように、スパイを用いて敵の原子炉を破壊するなど対策をしましょう)。

 

海軍ではまず潜水艦に気をつけましょう。潜水艦は基本見えないユニットなので襲ってくるまでこちらから存在に気づくのは難しいうえに、駆逐艦(と潜水艦)以外の海軍ユニットは対潜能力が無きに等しく、潜水艦に襲われるとほぼ一方的にやられてしまうので必ず駆逐艦に護衛させましょう。特に陸空軍を海上輸送する際は最悪駆逐艦でなくてもいいので護衛をつけないと、敵海軍に見つかったときに一方的に全滅させられてしまいます。

 

また、海軍に含めるか微妙ですが海岸線を持つ海に面した国はいきなり海から奇襲上陸されて本土が荒らされることがあるので気をつけましょう。私もすでに何度もやられたことがあり、毎回国が滅びかけています(笑)。中核州を占領されると資源の産出量が激減して大損害を蒙るので中核州にはなるべく侵入されないようにしたいものです。

対策としては沿岸の重要拠点にユニットを常駐させたり要塞を建築するなどして守りを固める、海軍や空軍で哨戒するなどが挙げられますが、一番効果的で重要なのはスパイで敵の部隊配置を見抜くことです。

軍事破壊で敵の領地のうちなるべく何もない州(建築物、ユニット)に4、5人(カネが足りなければ少なくてもよいが成功率が下がる)スパイをばらまくと、一定確率で次の日になったときに日付変更時点での相手の部隊配置が全て見えるようになります。その後の移動は反映されませんが、上陸作戦は時間がかかるためこれをやっていれば簡単に対策できます。

※スパイについては下の記事で詳しく解説していますので興味があればご覧ください。

carthago.hateblo.jp

 

ざっとこんなもんでしょうか。これを守っていれば壊滅的な打撃はそうそう食らわないのではないかな〜と思います。今のところは。他にも思いついたら追加します。

改訂2020/2/24